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「感動の子育て」
―母乳育児のすすめ― VOL.6

これから夏本番となりますが、季節や気温は何かと母乳育児との関わりも大きいようです。
 母乳の乳質は、母親の食生活により、 ダイレクトに変化します。現代は季節を感じる食べ物がわからなくなっていますが、特に夏の野菜や果物は暑い夏に人の身体を冷やす働 きがあり、冷たい飲食を続けると身体の機能全体を低下させ、体調を狂わせることになります。)

 母乳育児中は、疲れやすくなり母乳の分泌が低下したり、出なくなることもあります。母乳も冷たくなり、赤ちゃんの消化機能が低下 して腸内環境を悪くし、赤ちゃんが便秘・下痢になることもあります。また、赤ちゃんは冷たい母乳を嫌がって乳頭を噛んだり、 飲む量が減って、結果、赤ちゃんの体重増加不良となり発育にも影響します。

 母親に命を託している大切な赤ちゃんの食生活管理のために、おっぱいトラブルを防止し、暑い夏を何とか乗り切っていただきますようお願い致します。
(このコラムは、8月初旬に地域広報掲載の内容です)

主任助産師・母乳外来担当 鷲見季予子

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西ぎふ産婦人科 院長:鷲見 裕久 母乳外来担当:鷲見 季予子 診療科目:産科・婦人科

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